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- 「ブランドを育てていく過程を楽しめるのが
ビジネスサポート部の醍醐味」 - 秋山 純子 AKIYAMA JUNKO
- 取締役 ビジネスサポート部 部長(2000年入社)
- 「ブランドを育てていく過程を楽しめるのが
商品開発、ブランド戦略、プロモーション、カスタマーサポート、サプライチェーンを担当
現在、ビジネスサポート部には、私を含めて22名が在籍しています。
うち商品開発、ブランド戦略、プロモーション担当は7名で、今現在扱っている16ブランドのプロモーション戦略や新商品のブランド戦略・販売戦略を考えています。具体的には問屋さんに商品をご紹介する際に必要な書類を用意したり、実際に商品を店頭に出すためのパッケージを考えたり、WEB制作やレシピ開発もしています。
カスタマーサポートは、12名のスタッフがおり、商品の受発注業務やお客様から頂いた商品への問い合わせへの対応を行っています。
また、サプライチェーン担当は3名で、海外のメーカーとのコンタクトや発注に加え、輸入~通関~弊社の国内倉庫に商品が届くまでのすべてを管理しています。
商品の持つブランド価値を活かしたプロモーション、カスタマーサポート、
サプライチェーンマネジメント
もともと日仏貿易は、ただ商品を輸入するだけではなく、その商品の背景にあるカルチャーや、オリジナルブランドの良さをそのまま活かして日本で販売するというコンセプトで展開をしています。そのためプロモーションやカスタマーサポートに関しても、ブランドのカラーを活かすことを心がけながらお客様に商品を紹介しています。
また、サプライチェーン担当者は、商品輸入・保管の際に商品が傷つかないよう配慮することで商品の品質管理を行い、高品質な弊社の製品ブランドイメージを守っています。 プロモーションやマーケティング、カスタマーサポート、サプライチェーンというと、華やかな世界だと思う人もいるかもしれません。しかし扱うものが食品なので、次々と変わる法律や表示、輸入手続き、輸入方法などについても勉強し、情報を収集しなければいけません。実際は結構地味な作業も多いのです。そうした労を経て様々な角度からブランドを育てていくことが、私たちビジネスサポート部の仕事なのです。
ブランドを大きく育てるのがビジネスサポート部の醍醐味
ブランドを育てていくのは、ビジネスサポート部のひとつの醍醐味。これだと思って輸入した商品が大きく成長したときは、とてもうれしいですね。弊社で扱っている中では「アルチェネロ」と「モナン」が2大主力ブランドになっています。「モナン」はカフェやバーなどで使う業務用シロップのブランド。私が入社して最初に関わった商品なので思い入れもあります。当時は種類も今の4 分の1 程でしたが、現在は63 フレーバーを扱うほど大きくなりました。「アルチェネロ」はパスタやトマトソースなど一般消費材料を扱うオーガニックブランド。こちらは消費者に直接届く商品なので、より身近な食品に携われる楽しさが得られます。オーガニックの認知が広がってくれば、もっと需要も伸びるのではないかと期待していますが、その分、食品に関する法律や有機JAS 法を熟知することがますます必要になってきます。商品の魅力を伝えるためには、そういった努力を惜しまないことが大切なのだと思います。
育休後の職場復帰率が高い女性が働きやすい職場
弊社は、女性が働きやすい環境が整っています。例えば、産休や育児休暇の制度の充実はもちろんのこと、その後の職場復帰のバックアップもされているので、ほとんどの女性社員が出産後に復帰をし、後にマネージャー職にステップアップしている方もいます。またお休みが取りやすいのも弊社のいいところです。基本土日はお休みですが、イベントなど催事があるときは土日でも仕事になりますし、海外出張の際にも土日にかかってしまうことがあります。そんなときも、必ず振替休日を取ることができます。有給休暇の消化率も高く、私も年に1、2 回、1 週間ほどまとめて取るようにしています。日本の企業だと有給休暇が取りづらいというイメージがありますが、弊社はそういう面ではとても恵まれていると思います。
積極的にアイデアを出す人ほどきっと仕事も楽しいはず
弊社で仕事をするなら、まず食が好きだということが大事。あとは、そのブランドをみんなで育てていく過程を楽しめることが大切だと思います。商品が成長するまでには、いろいろなことが起こります。市場の購買力にも影響を受けるので、デフレの今はなかなか思い通りには物事が進まないこともあります。でもそういう状況の中でも、「どうやったらお客様に手に取っていただけるだろう」「こうしたら興味を持っていただけるんじゃないか」「どの様にお客様に商品を説明すれば、もっと商品について分かって頂けるのだろう。」など、積極的にアイデアを出しながら考えられる人は、ビジネスサポート部向き。自分が商品を広めるために何をするべきか理解しながら仕事ができると、その人自身もきっと楽しく働けるのではないでしょうか。