ハラスメント研修および社内アンケートの実施
デニスジャパンでは、様々な文化、言語、国籍、性別、年齢、障害、教育、職歴を持つ人々が、それぞれの強みを生かし協力しながら、幅広い業界で事業を展開しています。
多様性のある人材層から生まれる、異なる視点の新しいアイディアを受け入れる「インクルーシブ」な組織づくりを意識し、ハラスメントにつながる従業員間の誤解解消、ダイバーシティとコンプライアンスに基づく良い職場環境を築く取り組みに力をいれています。
デニスジャパングループは、2023年上半期と下半期の2回にわたり、全従業員を対象にハラスメント研修、および社内で経験、見聞きしたことのあるハラスメントに関するアンケートを実施しました。
研修は、ハラスメントに関する従業員の意識向上と社内実態の把握、従業員間の誤解解消、働きやすい環境の構築、そしてダイバーシティとコンプライアンスの推進を通じてより良い環境を築くことでした。
1.極めて低いハラスメント発生率
全従業員を対象としたアンケートの結果、「社内にハラスメントがある」と回答した従業員はわずか5%で、そのハラスメントの内容もハラスメントに該当しない、ハラスメントの定義からは外れるものが殆どでした。この数値はデニスジャパングループがハラスメントに対して積極的な取り組みを行っている成果と言えるでしょう。
2.具体的なハラスメント項目に対する意識の向上
研修では、従業員に対し、セクシャルハラスメント、パワーハラスメント、妊娠・出産・育児休業・介護休業に関するハラスメントが禁止されていることを再確認しました。
アンケートの結果からは、各項目において従業員が適切な認識を持っていることが明らかとなりました。
3.アンケート結果と課題の明確化
アンケートでは、ハラスメントに対する具体的な認識や実態を匿名で把握しました。セクハラに関しては、「環境型セクハラ」に関する認識が高まり、パワハラや妊娠・出産・育児休業・介護休業に関するハラスメントについても従業員の意見が集約されました。
デニスジャパングループは、今後もハラスメントの禁止を徹底し、従業員の安心・安全な職場環境を維持していく方針です。今後は、厚生労働省のガイドラインに基づき、カスタマーハラスメントなどの新たな課題にも対応するため、継続的な研修を行っていく予定です。
また、デニスジャパングループは、ダイバーシティとコンプライアンスを重視し、より良い労働環境の構築に向けて努力を続けます。