社員インタビュー
未経験からのチャレンジで
“天職”に出会えた瞬間
DENISファーマ株式会社
佐倉工場
まったくの未経験から、派遣社員として入社を果たした小峯慎一郎さん。入社を決意したのは、面接の時に耳にした“ある言葉”だったといいます。どうしてDENISファーマを選んだのか、どのように成長を実感し、どのような目標を描いているのか、話をうかがいました。
未経験の不安を払拭した面接者の言葉
―担当する業務内容を教えてください。
小峯:佐倉工場で製造する自社製品、および輸入品の検品、キット化、出荷梱包作業を担当しています。出荷の規模は製品によります。100単位の数で出荷するものもあれば、1つや2つという少量のものもあります。全部含めると100製品以上を扱っていますが、それらを日本全国はもちろん、アメリカやヨーロッパに輸出することもあります。輸入品については、すべて外観検査を実施します。例えばひび割れがないか、異物混入がないかなどを確認。せっかくの素晴らしい製品であっても、万が一、不具合を見逃して出荷してしまったら、大変なことになってしまいます。もちろん、私一人ではなく、チームのメンバーで複数回に渡り、チェックをする体制を整えていますが、それぞれが最後の砦としての自覚を持ち、細心の注意を払いながら、仕事を進めています。
―DENISファーマに入社した経緯を教えてください。
小峯:元々は、東京のビルメンテナンス会社に勤務していました。しかし、佐倉市からの通勤時間は往復で3時間。徐々に自分の生まれ育った“この街で働きたい”という気持ちが芽生えてきます。佐倉市内では前職の経験を活かせる職場を見つけることは難しく、特別な資格は不要で、なおかつ未経験でも入社できるという条件で探しているうちに、このDENISファーマと出会いました。特に医療分野に興味があったわけでもなかったのですが、面接のときに、「我々の仕事は、お客様の安心に繋がるものであり、社会貢献度が高い」と言われて、大きく心が動きました。未経験だったので、もちろん不安もありましたが、その不安を払拭するほど強烈に、“社会貢献”という言葉に惹かれ、“この会社に入れば、自分自身も変われるかもしれない”と思ったのです。
これは入ってみてわかったことですが、少なくとも私が所属するロジスティックス課のメンバー全員が、社会貢献性を意識しています。派遣社員として入社した私も、ここで働いているうちに、社会貢献性を意識することの重要性を理解してきました。
派遣社員から正規登用に至った経緯
――社会貢献性を意識することでと、ご自身の業務にどのような影響があるのでしょうか。
小峯:私達の業務は直接お客様である医療現場の方々や患者様と接する機会はありませんが、医薬品の出荷を通じて社会に貢献しています。同時に、一つ一つの作業がお客様の安心安全に繋がっているわけですから、大きな社会的責任も伴います。
やはり人間なのでミスもあるし、集中力や正確な判断力は、長時間は続きませんから、どこかで途切れてしまうこともあるかもしれません。そもそも何年も続けるとその仕事自体に飽きてしまったり、慢性的にやってしまうこともあるかと思います。しかし自分たちの仕事の社会的貢献性を認め、誇りを持って従事する私たちには、“今、取り扱っている製品は、とても大事なものだ”という思いがあるので、それをどうやって安全に作業で送り出すかをしっかり考えて、作業分担や手分けなどを行っています。
入社当時は、“指示通りにやればいい”と考えていました。しかし“このちょっとした作業の1つが社会に貢献している”という考えが頭の中にあるだけで、どうやったら効率よくできるのか、慢性的にならないように作業することができるのかを考えるようになります。すると、ただ言われることをやるだけよりもやりがいが生まれてきます。
会社、そして社会に対して貢献度の高い人間に
小峯:現在、所属しているロジスティックス課も重要な仕事を担っているという自覚もありますが、いずれは製造部や品質管理部に異動して、工場全体の業務内容をすべて把握したいと考えています。自社製品の製造部も課が分かれているのですが、どういった製品をどのように作っているのかは、遠目でしか見ることができません。やはりこの工場で働いてる身としては気になるので、実際にそこに入って経験してみたいという思いがありますね。
これまでも、製造部門が繁忙期を迎えた時には、サポートをしたことがあります。その時には工場が一丸となり、オールDENISファーマで対応したことが印象に残っています。私自身、部署の垣根を意識することなく、同じ工場で働いてるメンバーの一員として、お互いに助け合えることができれば良いなと考えています。
もちろん、さらに深い専門的な知識や資格も当然必要になってくるとは思います。そのためにDENISファーマでは、自己啓蒙活動の一環としての教育制度が充実し、セミナーや資格取得を全てサポートしてくれます。先の目標になりますが、それらの制度を活用しながら勉強をして、製造部や品質管理部でも使っていいと言ってもらえるような存在へと成長を続けるつもりです。あらゆる業務に精通できるようになれば、貢献できる範囲がさらに広がっていくものと思います。これは5年、10年ほどの長期計画となりますが、その目標に向かって努力を続けたいと思います。