メゾンデニス 創立160年
メゾンデニス(Maison Denis)は、フランスのボルドー出身のデニス家により1862年にベトナムで創立され、東南アジアでも有数の規模を誇る貿易・企業グループとして知られています。創立から160年が過ぎた今日、メゾンデニスはさらなる繁栄を遂げ、主に3つの事業分野を5大陸に渡り展開しています。
Maison Denis主な3つの事業
食品および飲料の製造・販売・マーケティング
メゾンデニスは、オーストラリア、中国、香港、日本、東南アジア、インド、ヨーロッパ、アメリカに販売会社を持ち、各国の高品質なメーカーとの強いパートナーシップの下連携し、貿易・マーケティングを行っています。また、メゾンデニスが製造・販売するAyamブランドは、3大陸に渡り30を超える市場に流通し、多くの消費者に愛されています。
ヘルスサイエンス事業
主に日本において、医療機器、試薬・診断薬、食品・化粧品・医薬品原料などの輸入販売を行っています。ライフサイエンス、医学及び生化学分野に特化し、輸入業、販売業として、またライセンサー、薬事法の品質管理システム(QMS)を遵守した製造業者として動きだしながら、革新的なソリューションを提供し続けています。
消費財および電機器具の貿易・ 技術支援
インド洋圏において、消費財・電機器具の貿易・技術サービスを行っています。
メゾンデニスの歴史
グループ創業者エティエンヌ・デニスは、ロレーヌ議会裁判所書記官の孫で、父はフランス海軍士官としてボルドーの北にある港町ブライに駐屯していました。エティエンヌ・デニスは、ボルドーの船主たちのためにインド、アフリカ沿岸、ペルーや極東へと航海し、その貿易商としてのキャリアをスタートしました。彼はその誠実さから多くの船主の信頼を受け、その評判は現在までデニス家の特徴として受け継がれています。
1857年にサイゴンが開港し、エティエンヌ・デニスは息子たちを東南アジアへと送り出しました。1861年には、全財産を投じ、227トンの帆船 “La Mouette / かもめ号” を造る決断を下し、1862年6月3日、エティエンヌ・デニスの息子たちを乗せ極東へ向けて出航しました。サイゴンへ到着後、1862年11月にドニ・フレール(今日のデニス・グループ)が設立されました。
創立から160周年を過ぎた現在も、エティエンヌ・デニスのビジョンを引き継いだデニス家の子孫たちが舵を取り、パートナーの皆様とともに事業を展開しています。