

セティ(SCETI)は、海外企業の日本におけるパイオニアの一員として1925年に東京に設立され、1958年、デニスグループ(Denis Group)に統合されました。当初はフランスの主要重工業のエージェント業務を行っていましたが、徐々に核医学分野への関わりを増やし、アイソトープ、試薬及び診断薬をポートフォリオの1つとして強化してきました。また、同時に、食品及び健康食品産業、化粧品及び医薬品製造業への先進的機能性成分の輸入を開始することにより事業を多様化し、ライフサイエンス分野にもビジネスチャンスを広げてきました。 近年は、医学診断及び治療に使用される高性能システム、機器及びその関連するサービスを供給し、画像診断の分野にも進出しています。
2006年、セティは、Ion Beam Applications社(IBA)と合弁で、革新的なバイオマーカーの輸入や製造販売を行うDENISファーマ(旧セティ・メディカルラボ)株式会社を設立し、放射性医薬品事業の拡大を行いました。そして数年後には、RIA診断薬及び医薬品ドラッグスクリーニング分野において、DENISファーマを、主要国内メーカーとして活躍する企業へと成長させました。また、2009年、セティは、PET核医学診療分野において、日本最大級のPET診断センターである「ゆうあいクリニック新横浜」と緊密なパートナーシップを形成しました。
2011年には、画像診断の分野において、日本とアセアン諸国でのネットワークの橋渡しをするため、SCETI MEDICAL (ASIA)
PTE., LTD.をシンガポールとマレーシアに設立しました。
